今年のお盆休みは、前から読みたかったけどなかなか時間が取れずに読めていなかったロルフ・ドベリ著の「NewsDiet(ニュースダイエット)」という本を読みました(・∀・)b
いわゆる新聞やらニュースサイトやらに掲載されている「ニュース」ですが、社会人としては当然の教養みたいなものとして、読んでおかなければならない気がします。
しかし、この「ニュースダイエット」では、ニュースを読むのは時間の無駄、もっと大切なことに時間を使いましょう、ということを教えてくれます。
ちなみに、本の中に出てくる調査によると、人はニュースをチェックするのに1日に60分から90分程度使っているそうです。
一日にそんなに時間をニュースチェックに使っているんだったら、その時間を他の生産的な活動に回せば、月に30時間も時間が浮くわけで。
ただ、「大事なニュースだってあるじゃないか?」という反論については、「ここ1~2年で最も読んでよかったと思うニュースは?」という問いを自分に問いかけてみるとわかるそうです。
本当に大事なニュースだったら、新聞とかWebサイトを見なくても人づてで情報は入ってくるし、そもそもニュースになっている時点で、新しくない、という話。
本当に大事なことは、ニュースにはならないので、そういった本質的なことを見抜ける洞察力を身に着けるために時間を使ったほうが有効、という話も納得です。
そもそも、ニュースってそんな毎日毎日重大事件ばかり起きるわけはないですし。
また、自分の力の及ぶ範囲内でどうにもならない事とか、知ってもどうしようもないこととかに時間を使うのはもったいない、ということに気づかさせてくれる本でした。